「高井戸コース」は、約60名が浴風会病院前からスタートしました。
大きな敷地内にある施設の前では、入居している方々が手を降って見送りをして下さいました。
なんだかレッドカーペットの上を歩く俳優さんのように一人一人に手を振りながら歩きました。
照れました。
雨の中、道路、駅前、商店街、施設を周り、「こんなところにこんなところがあるんだ」と様々な社会資源を発見しながら
ゴールを目指しました。
ゴールの杉並区役所に近ずくと、遠くの方から同じオレンジ色のTシャツを着た集団が見えました。
その各小さな集団が中杉通りの交差点で合流する様は、
小さな支流の川から一級河川の大きな川に水が流れ込み、大きな流れになる河のようでした。
ずっと一人で歩いているわけではありませんでしたが、この時なぜか、自分は一人じゃないんだと安心しました。
このイベントが無くても、お互いに程よく関心を持ち理解し合える街になってくれるといいなぁと思った日になりました。
芳賀